クマノミから始めた海水魚飼育

念願の海水魚飼育、クマノミやサンゴの飼育で癒されていますが、始めてから色々な問題に苦闘しています、同じ問題で悩んでいる人の解決になるような事を書いていきつつ、水槽状況も紹介していきたいと思います。

【メンテナンス】水換えと一緒にコケ取り作業

 

1.新しい海水作り

 
まずは水換えをする前に水槽内の飼育水と同じ温度、水に対して規定量の人工海水を溶かし水槽内の海水に近い比重で作り、すぐに入れられる状態にしておくといいです。
 

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2.【コケ掃除】なるべく水槽から取り出しながら

水槽から水を抜く前に水槽内にコケが発生しているようであればコケ掃除をこの段階でしておきましょう。
 
水槽の壁面はコケが発生するととても見づらくなってきます。専用のスクレーパーやスポンジなどでキレイに落ちるまでキレイにします。柔らかいコケであればスポンジで軽く擦るだけで落ちます。
 

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スポンジでは包み込むようにコケを取り除き水槽内からなるべく出してあげるようにするといいですが、スポンジでは落ちないような頑固なコケはスクレーパーで削り取るように落としましょう。
 
魚がビックリすると思いますが問題はありません、水槽からの飛び出しに気をつけて作業しましょう。
 
ライブロックに発生したコケが気になる方もいるとは思いますが、このタイミングではなく次の項目のタイミングで掃除します。
 

3.【水槽から水を抜く】ライブロックのコケが気になればここで掃除

 
水が少なくなる事を想定して、上の方に設置している機材の電源は切っておきましょう。(水流ポンプやヒーターなど)水が少なくなり露出してしまうようであれば必ず抜いておきましょう。
 
またこのタイミングで水流ポンプ・ヒーターなど掃除してもいいですね。
 
水を抜く際は先ほどガラス面などで落としたコケが水中で舞っていたり、底砂に落ちていると思うのでプロホースで海水と一緒に吸い出すか、網などですくい取ってあげましょう。
 
先程作った人工海水と同じ量水を抜けば、追加して作る必要もないので確認しながら抜いていきましょう。
 

ライブロックのコケ掃除

 
水槽から水を抜きバケツに溜まったと思います。このタイミングでライブロックのコケ取りをバケツ内で行いましょう。
 
バケツ内でコケ取りをすれば水槽内にコケを残す事なくコケ取りができます。ライブロックにはバクテリアなど目に見えない小さな微生物が付着しているので、柔らかいブラシでコケの付着した部分だけを優しく擦りましょう。
 

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必要以上にコケの付着していない所もやりすぎるとライブロックに付着している微生物が少なくなってしまうのでコケの付着部分だけがいいです。
 
ライブロックが多いい場合は今回の水替えで半分、次回の水替えで半分に分けて掃除してもいいと思います。
 

4.あらかじめ作って置いた、新しい海水を入れる

 

ライブロックの掃除を終えて水槽に戻したら、海水を入れていきましょう。慣れてくると一気に入れる方もいるとは思いますが小さい水槽ほど水質の変化が大きい為ゆっくり入れてあげて、生体にストレスを与えないようにしましょう。
 
一方コックにホースを接続し水槽より高い位置にバケツを置き、コックを開けてホース内の空気を抜いたら後は自然になくなるまで置いときましょう。
 

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水深が上がってきたら電源を切った機材の電源を入れて終了です。慣れれば早い作業ですので、頑張りましょう。
 
参考にしていただけたら嬉しいです。