クマノミから始めた海水魚飼育

念願の海水魚飼育、クマノミやサンゴの飼育で癒されていますが、始めてから色々な問題に苦闘しています、同じ問題で悩んでいる人の解決になるような事を書いていきつつ、水槽状況も紹介していきたいと思います。

【色鮮やかなオトヒメエビの落とし穴】初心者には難しい種類のエビ

海水魚専門誌などや、海水魚のショップなどでてオトヒメエビを見たことがある方は多いかと思います。

 

f:id:namnam05:20201026234538j:plain

 

クリーナーシュリンプとしても有名で、色鮮やかな体色が魅力的で過去に飼っていたという方も多いいかもしれません。しかしながら、多くの方がその気性の荒さと独特の生態系から飼育する事を諦めてしまうことが多いです。

 

まずオトヒメエビは何故気性が荒いかと言いうと、自己が持つ体色が毒のある種族と同じであることを把握しており、天敵となる生物があまりいないことを知っているのです。

 

小型魚の水槽には入れるのは危険

 

 その為、よくウツボなどの大型海水生物に引っ付いて餌のおこぼれや寄生虫を取るという行為で大型の海水生物と共存している姿を見ることが多いいです。その場合オトヒメエビは大きなウツボに引っ付いて生活することで餌を得ています。

 

逆に言ってしまえば、ウツボですらオトヒメエビを追い払おうとしないわけですからそれよりも小さな海水魚は恰好の的で餌と変わらないのです。

 

特に狙われるのが温厚なタイプの海水魚で、カクレクマノミも勿論その種類で、ハサミで傷つけられ最終的には食べられてしまいます。

 

イソギンチャクの中に隠れることが出来るクマノミですら危ないのです。毒のあるイソギンチャクの様な隠れ家を持てない魚はとても危険な状態なわけで、いつ食べられてもおかしくないのです。

 

オトヒメエビは日中ライブロックなどの陰に隠れて夜動き出す習性をもっている為、夜間に襲われてしまう事も多いいのです。


オトヒメエビの独特の生態系・ペア以外の複数飼育はNG

 

オトヒメエビはオスとメスでペアとなった場合、必ず同じメスかオスとしか交尾をしないのです。

 

この時に注意しなければならないのが、オスとメスを入れ替えてはいけないのです。これが独特な生態系でオスとメスが入れ替わっていると気が付くと速攻でお互い攻撃に興じます。

 

お互いが攻撃をするといのが特殊で、人間社会ですと、男性または女性のパートナーが入れ替わっていても即座に殴り合いにはならないのですが、オトヒメエビの場合、違うパートナーであると判明するとお互いが速攻で攻撃をします。


この時、どちらが先に違うパートナーであるかと言うのが判明しても、お互いが気が付くまでは攻撃しないことが多く、両者が違うパートナーであると認識すると殴り合いがスタートします。

 

ですので、複数のオトヒメエビを飼っている場合注意しなければならないのがオスとメスとパートナーは必ず同じでなければいけないということで絶対で、オトヒメエビの数を把握しておくことが重要です。

 

もし複数匹のオトヒメエビを購入する場合は、すでにペアになっているオトヒメエビを購入し、2匹までの飼育にしましょう。

 

昔は綺麗なエビであることで注目を浴びた事もあるそうですが、凶暴性と飼育の難しさから現在においては、初心者の方向けではない生物となりました。初心者の方が手に追えるようなエビではないのですが、もし飼育に挑戦する方は注意して飼育しましょう。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

www.kumanomikara.com

 

 

www.kumanomikara.com