クマノミから始めた海水魚飼育

念願の海水魚飼育、クマノミやサンゴの飼育で癒されていますが、始めてから色々な問題に苦闘しています、同じ問題で悩んでいる人の解決になるような事を書いていきつつ、水槽状況も紹介していきたいと思います。

【機械の放熱対策】夏場の水槽飼育で部屋が暑い

水槽を管理していると色々な機械を設置する事があります。夏場になると水槽の飼育は一年の中で1番大変な時期になり、海水水槽だと水温調整が大変で1℃・2℃の水温変化にも対応しなくてはなりません。その為水槽用に設置するクーラーが必須になります。

 

1番機械の放熱が大きく感じられるのも水槽用のクーラーです。その為部屋の温度も自然に高くなってきてしまいます。その対策を考えていきたいと思います。

 

 

クーラーによる放熱対策

 

発熱減本体の見直し

 

水槽を設置する位置は壁面に設置する方が殆どだと思いますが、機材も同様で設置されることが殆どです。まずどれ程壁面に密着しているか熱が逃げる空間を開けてあるか確認してみて下さい。

 

また周囲に物をなるべく置かずに放熱しやすい環境を作りましょう。また古いクーラーやポンプ・照明は発熱が多いいです、新しい機材でももちろん放熱はしますが古すぎる機材よりは放熱は少なくなります。

 

水槽用のクーラーでも色々な種類や能力の大きさが異なります。水槽に対して能力の小さなクーラーを設置していると温度を下げる能力が足らずに常に運転している状態が続く事があります。

 

その場合は機会がフル稼働し常に熱を放出します。逆に水槽に対して十分な能力のクーラーが設置してあればフル稼働する事なく休む時間、つまり運転しない時間を作る事ができるので、フル稼働に比べて放熱は少なくなります。

 

初期投資としてとても高くつくクーラーですがもし買い替えを検討されるのであれば、水槽に対してギリギリではなく、ワンランク上の能力のクーラーを選ぶのが良いです。

 

またフル稼働で動くと機械本体への負担も大きくかかる為、寿命にも繋がります。長く持たせる為にも金額は高くつきますがワンランク上をお勧めします。

 

また機械の放熱が極端に高くなってきたのを感じたら故障や詰まり通電過多の可能性もあるかもしれません。1度、フィルターのメンテナンスで目詰まりやファンなどの汚れなどを行いましょう。自分で難しければメーカーへのメンテナンスをお勧めします。

 

設置場所の見直し

 

先程お話しした壁面に対しての距離を十分に確保しましょう。どうしても壁面に設置していても熱が逃げずに滞留してしまいがちですが、周りに物をなるべく置かずに風の通り道を作り熱を逃がしましょう。

 

サキュレーターや小型ファン・扇風機などの風を遅れる様にしてこもった熱を効率よく逃がしましょう。そうすることにより熱を放出して部屋の温度を上げてしまうことがあっても、熱をその場所に留めている状態よりは軽減されます。

 

とても大変ですがクーラーの排熱を外に逃したり、換気扇側に誘導する専用ダクトを使うと効果大ですが、設置場所により難しかったり、景観も悪くなります。だからといって窓の近くに置いて熱を逃す場合は水槽本体に日光が当たらない様にしなければなりません。

 

照明による放熱

 

海水水槽には光が必須で、照明を設置しなくてはなりません。その中でもメタハラ照明は非常に放熱が多くなります。水温上昇・部屋の温度上昇の大きな原因になります。メタハラ出ないと飼育できない生体には必要ですが、部屋の温度上昇が気になるのであればLED照明に変更、風を送り熱を逃がしましょう。

 

メタハラライトは色合いや光量が魅力の反面、発熱対策がない環境では運用は大変かもしれません。

 

LED照明でも多少は熱を放出し、水面近くに設置すれば水温上昇の原因にもなります。水温上昇が気になる場合は水面から離す対策しましょう。本体の熱対策は風の当たる様な工夫をする事です。

 

また照明の点灯時間を短くする事も対策の一つです。必要最低限の時間の光を生体に与えつつ点灯時間を短縮する事も見直してみて下さい。

 

まとめ

 

海水水槽を管理するには色々な機械の設置が必須で、設置する部屋に対しての影響もあります。まずは古い機械であれば省エネタイプへの買替え、古すぎる機械を使用しない。クーラーであれば買い替えする場合にはワンランク・それ以上の能力のクーラーの購入がお勧めです。

 

照明に関してはメタハラライト使用の際は、高い放熱は覚悟して設置、照明付近にも風の流れを与える対策していきましょう。