クマノミから始めた海水魚飼育

念願の海水魚飼育、クマノミやサンゴの飼育で癒されていますが、始めてから色々な問題に苦闘しています、同じ問題で悩んでいる人の解決になるような事を書いていきつつ、水槽状況も紹介していきたいと思います。

【初心者向け】ナンヨウハギ飼育の始め方|必要な設備と注意点まとめ

🐟 はじめに|あの「ドリー」を自分で飼いたい!

映画『ファインディング・ニモ』で大人気になったナンヨウハギ
あの青くて美しい魚を、自宅の水槽で飼ってみたい…と思ったことはありませんか?

 

ナンヨウハギはとても魅力的な海水魚ですが、初心者にはやや難易度が高め
でも、正しい知識と準備があれば飼育は可能です!

 

この記事では、初心者向けにナンヨウハギの飼育方法・必要な設備・注意点をわかりやすく解説します。


✅ ナンヨウハギってどんな魚?

  • 成魚で約20cm前後まで成長

  • 性格は比較的おとなしいが、環境の変化に弱い一面も

  • 白点病にかかりやすく、水質管理が超重要!


📦 飼育に必要な設備まとめ【初心者向け】

ナンヨウハギは中型魚のため、最低でも60cm以上の水槽が必要です。


🧰 基本セット一覧(目安価格つき)

設備名 目的 価格目安(2025年)
水槽(60cm以上) 飼育スペース 6,000〜10,000円
フィルター(外部 or 上部) 水質維持 5,000〜10,000円
ヒーター&サーモスタット 温度維持(24〜26℃) 3,000〜4,000円
照明(LED) 日照・鑑賞 3,000〜5,000円
プロテインスキマー 油膜・老廃物除去 5,000円〜(推奨)
比重計 塩分濃度管理 1,000円前後
人工海水の素 海水作成用 1,500円〜
水温計 温度管理 約500円
底砂(ライブサンドなど) 見た目&バクテリア定着 1,500〜2,500円
ライブロック 隠れ家・水質安定 2,000〜4,000円

💡 合計初期費用目安

👉 約 30,000〜50,000円程度

※60cm規模の「海水魚スターターセット」が販売されているショップもあります。
初心者はセット購入も選択肢に!


⚠️ 飼育で気をつけたい3つのポイント


✅ 1. 白点病に注意!

ナンヨウハギはストレスで白点病にかかりやすいです。

  • 水温・比重の急変はNG

  • 環境が安定するまで餌をしっかり与え、他の魚との接触を控えめに

  • 水槽導入初期は薬浴も視野に


✅ 2. 60cm水槽でも1匹が限界!

  • よく動く魚なので、狭いとストレスで体調を崩します

  • 混泳はサイズや性格をよく見て慎重に

  • 90cm水槽以上なら他魚との混泳もしやすくなります


✅ 3. 餌付けにコツがいることも

  • 初期は冷凍ブラインシュリンプや人工飼料(海水魚用)を与えましょう

  • 野菜(ホウレンソウ・乾燥海藻)を食べる個体もいて、草食性もあるため餌のバリエーションが◎


📝 初心者向け飼育スケジュール例

日数 作業内容
Day 1〜7 水槽セット→空回し(バクテリア定着)
Day 8〜10 ナンヨウハギ1匹を導入(少しずつ慣らす)
Day 11〜 餌付け・水質測定を継続。状態が安定すれば他魚導入も検討

✍️ まとめ|ナンヨウハギは「準備万端」で飼おう!

ナンヨウハギは初心者には少しハードルが高めの魚ですが、
しっかりと準備をして臨めばとても魅力的で見ごたえのある飼育ができます!

  • 水槽は60cm以上が必須

  • ストレス・水質変化に弱いため、慎重に管理

  • 最初は単独飼育からスタートすると◎

ぜひこの記事を参考にナンヨウハギに挑戦してみて下さい!