今回は小型でユニークな見た目が人気の「シマキンチャクフグ」について、初心者でも分かりやすく解説していきます。可愛い外見とは裏腹に注意点も多い魚なので、飼育を検討している方はぜひ参考にしてください。

シマキンチャクフグとは?
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学名:Canthigaster valentini
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通称:Valentini Puffer
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分布:インド洋~太平洋の浅いサンゴ礁域
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サイズ:成長すると約8〜10cm
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特徴:白地に黒い縞模様、黄色の尾びれが映える独特の模様。愛嬌のある丸い目と泳ぎ方でアクアリウムでも人気。
特徴と生態
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フグの仲間:他のフグ同様、危険を感じると体をふくらませる防御行動をとります。
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毒の可能性:体内にはテトロドトキシンが含まれている場合があり、捕食されにくい。
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性格:好奇心旺盛で人懐っこい反面、やや攻撃的。サンゴや他の魚をつつくことがあります。
飼育方法(初心者向け)
水槽サイズ
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目安:60cm以上推奨
小型とはいえ遊泳性が強く、広さが必要です。
水質管理
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比重:1.020〜1.025
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水温:24〜26℃
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強いろ過+プロテインスキマーで安定した水質管理を。
餌
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肉食性が強く、クリル、アサリ、エビなどをよく食べます。
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歯が伸びやすいので、硬い殻付きの餌(貝類など)を与えると自然に削れて管理が楽になります。
混泳について
混泳が難しい相手
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小型でおとなしい魚(ハゼ、スズメダイの一部など):つつかれる可能性大
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同種や他のフグ類:縄張り意識が強く、喧嘩になりやすい
サンゴ・無脊椎との相性
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NG:ソフトコーラル、LPS(触手の柔らかいサンゴ)はつつかれる可能性あり
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注意:エビやカニなどの甲殻類も捕食対象になることがある
シマキンチャクフグを飼うメリット
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個性的な模様で水槽の主役になれる
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愛嬌があり、餌をねだる姿が可愛い
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比較的丈夫で飼育しやすい
デメリット・注意点
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サンゴ水槽には不向き
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気性が荒く、混泳相手を選ぶ
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歯が伸びるため、餌に工夫が必要
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水質が悪化すると体調を崩しやすい
まとめ
シマキンチャクフグは小型フグの中でも魅力的な存在で、水槽にユニークさを加えてくれます。しかし、サンゴや小型魚との混泳には注意が必要です。60cm以上の水槽で単独飼育、もしくは気の強い魚との組み合わせで楽しむのがおすすめです。
👉 初めてフグを飼いたい方には入門種としても人気ですが、飼育する際は「混泳NG」と「餌管理」をしっかり意識すると安心です。