クマノミから始めた海水魚飼育

念願の海水魚飼育、クマノミやサンゴの飼育で癒されていますが、始めてから色々な問題に苦闘しています、同じ問題で悩んでいる人の解決になるような事を書いていきつつ、水槽状況も紹介していきたいと思います。

海水水槽でのカニの特徴・

エメラルドグリーンクラブの飼育での注意点

 

海水水槽内で飼える有名なカニついては、エメラルドグリーンクラブが有名です。このカニは、西部太平洋を主な活動地域としているカニで草食のカニです。

 

草食である為、他の生物を襲わず、藻や苔を取ることで生きることが出来る生物であるため、海水魚を飼う上で必ず発生してしまう苔を取るために飼われることが多いです。


海水温度は24度あたりがエメラルドグリーンクラブの適正環境です。ちなみに草食性ですが、希に自分よりも小さい個体の魚を襲うことがあり完全なる草食ではないです。

 

このエメラルドグリーンクラブを飼う注意点を挙げておきますと、このカニは急激な温度変化に弱く、温度が急激に変化すると死滅します。

 

また餌が無い場合、苔が無い場合、最悪自分よりも小さい生物を襲い食べるので草食と言えど、餌が無い環境下では残念ながら生きるために肉食へと変貌します。

 

基本カニですので動作は遅いのですが、自分よりもさらに遅い生物を襲うことで肉食となり、待ち伏せることで餌を捕食するなど知性も高いです。

 

ライブロックなどに食べるコケがあり、空腹でなければ襲う事はほとんどないのでしっかりエサが水槽内にある事を確認して飼育する事が大切です。

 

キンチャクガニ

 

次に紹介するのはキンチャクガニです。このカニは手にイソギンチャクを持つカニで、生態系がユニークなカニです。生息域はインド洋で、自分の身を守る為イソギンチャクを手に持ち防御するカニです。

 

このカニも草食性ですが、希に肉食に変貌するカニです。このカニがユニークである理由ですが、一つは身を守る手段がイソギンチャク頼みである点、その上で実はこのカニ、イソギンチャクを繁殖させたという事例があります。

 

イソギンチャクを大きく育て上げてから一部を拝借し腕に持つ、そしてその腕に持つイソギンチャクが大きくなると手放し、少しだけ拝借しを繰り返すことでイソギンチャクを育て上げるという事例があります。

 

いわばイソギンチャクのブリーダーであり、キンチャクガニ同士を入れるとイソギンチャクを奪い合うなど様々です。奪われたものはどうするかと言いますと、水槽内に生えているイソギンチャクから手に持つイソギンチャクをまた拝借します。

 

トゲアシガニ


海水水槽内で飼育するカニとしては、トゲアシガニもおすすめ出来ます。トゲアシガニは国内では主に房総半島以南の外洋に、広く生息しているカニとなっています。

 

名前の通り、脚に大きなトゲがあるのが特徴であり、購入する事も出来ますが浅瀬にも多く見られる事から、自分で捕獲して飼う事も可能です。


トゲアシガニを海水水槽で飼育するメリットとしては、ライフブロックの藻を食べてくれる事だったりします。ただしデメリットとしては、大きな個体だと魚を傷付ける恐れがある事です。

 

あまりにも小さい魚は捕食される事もあるので注意が必要な種類です。基本的には魚との混泳は問題ありません。


アローヘッドクラブ


アローヘッドクラブも海水水槽で飼育出来るカニとして、比較的知られている存在です。このカニを飼育するメリットとしてはウミケムシを食べてくれるので、水槽内に入れる事でウミケムシ対策を行う事が出来ます。

 

そのためアローヘッドクラブは、ショップで販売されている事も珍しくないため、比較的入手し易いです。ただしデメリットとしては、ウミケムシ以外の小型生物を食べてしまう恐れがある事だったりします。

 

基本的には魚尾の混泳は平気ですが小型の魚は捕食に注意が必要です。

 

 

 

www.kumanomikara.com

 

 

www.kumanomikara.com