ナミクマノミを飼育しているのですが少し前からシライトイソギンチャクに入っているクマノミが周りの砂を尾びれでどかしている行動をとるようになりました。
最初は白点病の症状みたいに体がかゆくて擦っているのかと思いましたが、白点らしい症状もなく元気で調子も悪く見えません。
クマノミに関わらず魚は自分の縄張りを表すとき、底砂を巻き上げてどかす事もあると聞いたこともありました、もしかしてその行動なのかなと様子を見る事にしました。
最初に始まったのは全く動かないシライトイソギンチャクが少し移動をした時に始まったように見え、私は移動させないようにする為に底砂を巻き上げたり、イソギンチャクの周りの底砂を無くしている様に見えました。
尾びれで底砂を巻き上げる事によって、イソギンチャクに底砂がかかりストレスを与えている為さらにイソギンチャクが移動するようにもなりました。
現在ではこの行動をしたからと言って問題が起きているわけではありません。イソギンチャクが移動したくらいで元気な状態が続いています。
縄張りを他の魚に伝えていると思うので、深く考えないようにしています。
ただこの行動を皆さんの水槽でもする場合には、近くにあるサンゴやイソギンチャクに底砂がかからない様に注意が必要です。サンゴは砂が自分の上にかかると、どける為にかなりの体力を使う為、その様な事が頻繁に起きないように早めにサンゴの移動をおススメします。