長期飼育しているサンゴイソギンチャクが水槽に入っているのですが、最近移動するようになり少し心配でしたがそのまま様子を見る事にしました。
1度ストレーナー付近に移動してきたのですが、吸い込まれる事無く避けていました。ですがしばらくしたある日、いい場所が見つからないのか動き回りまたストレーナー付近に近づき吸い込まれてしまいました。
初めてサンゴイソギンチャクを飼育した時も1度吸い込まれてしまった経験がありました。
その時はサキュレーターに吸い込まれて外部フィルターのストレーナーより吸い込みが激しいのでその時のイソギンチャクは、ほぼ千切れたりしてしまい生き残った部分はほんの一部分で、諦めてすぐに水槽から出して飼育に失敗してしまいました。
今回のストレーナーの吸い込みではサキュレーターほど吸い込みが激しくないので、一部分が吸い込まれて弱っている感じで、半分以上は生き残っていました。
発見が早かったので写真の様に少しの被害ですみました。
以前の様に発見が遅ければ、さらに吸い込まれて白くなって死んでしまったかもしれません。
ストレーナーから優しく剥がして、少し様子を見てみる事にしました。すぐには復活しませんでしたが次の日には写真で吸い込まれて縮んでしまった部分は復活してくれたので安心しました。
もし吸い込まれてしまっても諦めず半日から1日位様子を見てみましょう。もし全く元気にならない場合は諦めるしかありません。
吸い込みが激しかったり長時間吸い込まれてしまうと千切れてしまって水質悪化の原因になり他の生体に影響が出てしまうので、吸い込まれてしまった場合はただ縮んでいるだけなのか千切れて完全に死んでしまっているのか早めに確認して判断しましょう。
対応としてストレーナーの吸い込み防止用のスポンジを持っているのですが、あまりにも大きく景観を損なうので私は設置していません。反省しましたし心配な方は吸い込まれる前に設置しておきましょう。
今回は移動での事故でしたが、前回は全く元気が無くなり活着する力もなく浮遊して水の流れに負けて吸い込まれました。
イソギンチャクは縮んでしまったまま大きく数日ならなかったり、活着する力がなくなる位弱ってしまったら復活する事は難しいと思います。早めに判断して二次被害が起きないように注意が必要です。
吸い込まれている姿を発見すると本当にどうしようか心配になりますが、状況によっては諦めずに様子を見てみましょう。参考になったら嬉しいです、最後まで読んで頂きありがとうございました。