小さな水槽・すでに魚が入っている場合は注意
幼魚の小さなクマノミはストレスで成長不良を起こしたり、 顔つきがいびつになったりとストレスから弊害が見られる事があり、あまりにも小さい水槽での窮屈な環境や、 入手直後のクマノミは調子が不安定で病気になりやすいです。
また先に水槽内に魚がいる場合は後から入れた魚をイジメないかが心配です。
イジメられると水槽内に居場所がなくなりストレスでエサも食べず 弱っていきます。
あまりにもイジメが酷いと、どちらかの魚を隔離するなどの対応が必要になる事もあります。
クマノミはイソギンチャクの刺胞毒から守る、 他の魚とも違う皮膚の構造で環境の変化には調子を崩しやすい特徴 もあります。
投入時に他の魚が病気であると感染しやすいのもクマノミの特徴。入荷直後の時期を乗り越えられれば、 抵抗力の安定で長期飼育に期待ができてきます。
クマノミに隠れ場所を作ってあげる
クマノミと言ったらイソギンチャクを思い浮かべると思いますが。 イソギンチャクと共存できるクマノミは、 イソギンチャクにエサを運んであげたり触手を刺激したりと、 クマノミならではの生態を見せてくれます。
イソギンチャクは種類によって飼育難易度が変わってきますが、 初心者でも飼育が容易なイソギンチャクもいます。
初心者にオススメ・イソギンチャク
ロングテンタクルアネモネ・サンゴイソギンチャク・シライトイソギンチャクから始めてみるのがいいかなと思います。私もここからイソギンチャクはデビューしています。
ロングテンタクルアネモネ
ロングテンタクルアネモネは飼育した事はありませんが、初心者向けでクマノミも好んで入ってくれる事が多いいそうです。
サンゴイソギンチャク
サンゴイソギンチャクは正直2回失敗しています。1回目はろ過能力不足でした。とにかく水槽を始めて大した知識もなくすぐに入れてしまいました。
2回目はサキュレーターに吸い込まれて☆になってしまいました。とにかく居心地が悪いのか動く印象があります。水流は強すぎないよう気を使いましょう。
飼育する場合は、よく動くので外部フィルターなどの吸い込み口にスポンジなどでの対策をしておいた方がいいです。現在は失敗を経て、安定して飼育できている状態です。
写真はLEDライトのブルーは付いていない状態です。写真ではブルーに反応しすぎて見れないのでクリアの照明の状態で写真を撮っています。ちなみに分裂して2匹になっています。
とにかくサンゴイソギンチャクはキレイです。出来ればカラーのサンゴイソギンチャクを購入してライトに反応している姿をみたら感動しますよ。私は初めてグリーンを購入してみた時本当に感動しました。
現在で3回目のサンゴイソギンチャク飼育になりますが、クマノミは失敗した1回目、2回目も含めてすべて入ってくれています。
シライトイソギンチャク
シライトイソギンチャクは個人的にサンゴイソギンチャクより飼育しやすく感じます。一度活着してしまえばほとんど動かない所が気を使わず楽に感じます。
触手もロングになると、とてもユラユラしてイソギンチャクって感じがとても強いです。こちらは初めての飼育で大分経ちますが、クマノミはもの凄く気にいっています。
購入時よりも大きくなりましたし、飼育はとてもしやすいと個人的に感じています。
サンゴイソギンチャク・シライトイソギンチャク比較
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キレイさはカラーのサンゴイソギンチャク。
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飼育のしやすさはシライトイソギンチャク。
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クマノミはどちらも問題なく入る。
といった個人的な感想です。
イソギンチャクを飼育すと水質は汚れます、私も失敗した経験がありましたがプロテインスキマーの設置は必須だと思います。
イソギンチャクはユラユラ揺れている姿はとても美しいので水族館の様に一気に水槽の印象が変わります。クマノミとの共存をさせてみたい方は参考にしてみてください。
読んで頂きありがとうございました。