せっかく海水水槽を始めたのに、魚を入れたらケンカをして上手くいかない経験を良くしました。
何にも知識が無い時は、とにかく自分の入れたい魚を入れてみたりしていました。すると魚同士の縄張り争いや、気の弱い魚が気の強い魚に一方的にイジメられて死んでしまった経験もしてきました。
もし自分の飼いたい魚を入れる場合は性格・性質をよく知ってから水槽に入れると上手に飼えるかもしれません。
- 魚の特徴を知って入れるのが上手くいくポイント
- ライブロックで隠れやすい環境を作ってあげる
- 水槽の大きさに対しての魚の数
- 水槽立ち上げ後初めて入れる魚
- デバスズメダイとは
- 魚の種類と性格で入れる順番を考える
- 立ち上げ後入れたい魚をテストフィッシュ
- 水槽に初めて入れる魚で定番の種類
魚の特徴を知って入れるのが上手くいくポイント
まず水槽に魚を入れる際は、その魚が縄張り意識が強い魚か、性格は温厚なのか強いのかを知っておきましょう。また一匹で入れるのがいいのか、それとも同じ種類の仲間を数匹入れてあげるといいのか、体の大きさなどで判断する事がとても大事です。
ライブロックで隠れやすい環境を作ってあげる
縄張り意識の強い魚は、後から水槽に入ってきた魚が自分のエリアに近ずくと攻撃をする事があります。また後から入ってきた魚が強くて横取りされてしまうケースもあります。
ケンカにならないようにする為に、縄張り意識の強い魚に限らず水槽内に自分の隠れ家になる場所を作ってあげましょう。海水水槽で皆さん入れると思いますがライブロックを多めに入れてあげる事で隠れ家を見つけて落ち着いてくれます。
水槽に対してライブロックが少なくスカスカの状態であると取り合いが起きてしまうのである程度の量を入れるのがポイントです。
ライブロックは生物ろ過で水をキレイに保ってくれるので多めに入れてあげる分には問題ありません。
ライブロックはただ入れるのではなく魚の隠れ家になるように、好みそうなレイアウトをして工夫してあげる事が大切です。(例えば枝状の物を重ねて隙間の多いいレイアウト・トンネル・洞窟をイメージしたレイアウト)など
水槽を立ちあげてまだ魚が入っていない時に、意識してレイアウトを行ってみてください。
水槽の大きさに対しての魚の数
人間でも同じだと思いますが狭い部屋に大人数入っていれば息苦しく感じストレスになります。イジメられてしまえば逃げ場もなくなり常にストレスになります。魚も同じで水槽の大きさも考えて投入する事がポイントです。
ろ過能力にもよりますが水槽に魚を入れる数には限界があります。あまり窮屈にならないように考えて入れていきましょう。
例えば30㎝水槽であれば、機材にもよりますが4匹くらいで様子を見ましょう。その中に性格がもの凄く強い性格の魚がや大型の魚がいれば4匹でも多いいかもしれませんし。
ストレスによって徐々に弱ったり、病気にかかりやすい種類の魚もいますので、先ほども言ったようにライブロックでの隠れ家を必ず作ってあげましょう。
水槽立ち上げ後初めて入れる魚
テストフィッシュ・パイロットフィッシュと言われていますが、水槽を立ち上げて水質が安定していて魚が生活できるかテストとして入れる事が多いい魚がいます。
その場合は丈夫な魚を選ぶことがポイントで、テストフィッシュとして有名なのがデバスズメダイと言う魚がいます。
スズメダイの種類の中では気性が荒い性格多いいのですが、唯一その中でデバスズメダイは温厚な性格をしており他の魚との混泳相性がいいテストフィッシュとして定番の魚です。
デバスズメダイとは
温厚な性格のデバスズメダイは他の魚を威嚇するなどいった行動をとらない為、どのような魚をその後入れても安心できる種類です。
デバスズメダイは群れを好み入れるのであれば数匹入れてあげると、落ち着いてストレスを抱えないかもしれません。小さい水槽だと入れられる魚も少ないと思うので、複数匹が難しければ一匹でも問題はありません。
デバスズメダイは淡いブルーでとてもキレイな魚です。複数匹入れてあげて群れで泳いでいる姿は水族館の水槽を見ているようでとてもキレイです。
デバスズメダイはライブロックの陰を好むとゆうより広い空間で泳ぐことが多いい為、ライブロックがビッシリというより、泳げる広い空間を空けてあげるといいす。
またデバスズメダイは丈夫な魚で、初心者の方でもとても飼育しやすく病気にもかかりにくく、エサも新しい環境でもよく食べてくれるので心配が少ないです。
ストレスを抱えなければ2~3日ほどで水槽に慣れて、水槽に近ずくとエサだと思って近づいてくる位とても可愛いです。
小さめの個体も販売されていますので小さい水槽であれば小さい個体を入れてあげるといいかもしれません、値段も低価格なので購入しやすい種類です。
魚の種類と性格で入れる順番を考える
気の強さ
色々な種類の魚を入れる際は、順番が上手に飼育するポイントでもあります。気が強く縄張り意識が強い種類が先に入っていれば後から入ってきた気の弱い魚は居場所が見つけづらくなってしまいますので、性格は温厚でおとなしい魚を最初に入れてあげるのが理想です。
強い魚は後から入ってきても上手く自分の居場所を見つけて生活します、場合によってはあまりにも強い魚は横取りイジメをする事もありまます。小さい水槽ですと狭く隠れ場所も少ないので、小さい水槽にはあまり強い性格の魚は控えた方がいい事もあります。
順番としては温厚で弱い魚から入れていく
立ち上げ後入れたい魚をテストフィッシュ
水槽を立ち上げる前に、すでに入れたい魚が決まっている方も多いいと思います。私は海水水槽を始めたキッカケはクマノミを飼育したいと思い始めました。クマノミを入れたらナンヨウハギ(映画ではドリーで有名)も入れたいとも考えていました。
水槽が30㎝からで始めたので、3匹~4匹位で考えていたので、テストフィッシュでデバスズメダイは入れませんでした。
テストフィッシュには本命のカクレクマノミを入れました。テストフィッシュでデバスズメダイなど、自分が入れようと考えていなかった魚を入れてしまうと数もオーバーしてしまい入れたい魚が入れられないと思い、クマノミを最初に入れました。
何の問題もなく飼育出来たので、テストフィッシュでクマノミから挑戦してもいと思います。
クマノミは性格は温厚でも体が大きくなてくると縄張り意識も強くなってくるので次に入れる魚の為にも、小さい個体を最初は入れてあげましょう。
クマノミには種類が沢山いますが、違う種類のクマノミを同じ水槽に入れる事はなるべく避けましょう、1つの種類のクマノミで複数匹にしましょう。
例(カクレクマノミ・ナミクマノミ・ハマクマノミ・他各種)クマノミ意外にも同種類での混泳に向かない魚は多いいので注意が必要。
水槽に初めて入れる魚で定番の種類
水槽を始めようと思っている方で入れたい魚で人気なのが、クマノミ・ナンヨウハギ(ドリー)デバスズメダイなどですが、クマノミ・デバスズメダイは上記で説明したような性格をしております。
ナンヨウハギの性格は穏やかで性格も弱い種類になるので、なるべく早めの順番で水槽に入れてあげて縄張りを確保させてあげるのが理想です。
またナンヨウハギは病気にもかかりやすいので水質は勿論、ストレスを与えない環境作りがとても大切です。
クマノミ・ナンヨウハギ・デバスズメダイを水槽に入れるのであれば、順番としてはテストフィッシュとして一番目にデバスズメダイ、水質が安定していて調子を崩さないのを確認してから体の小さいクマノミ・ナンヨウハギがいいと思います。
またクマノミ・ナンヨウハギを同時に入れるの事で争いも少なくなると思います。水槽を始めたばかりの時は、私も含め中々上手くいかない事も多いと思いますが、参考にして頂けたら嬉しいです。