水槽で魚を飼育していると心配になる事の一つに魚同士のケンカがあります。私もカクレクマノミを飼育したく海水水槽を始めましたがやっぱりケンカには悩まされました。
初めて飼育したカクレクマノミは二匹同時購入で水槽に入れました。30センチキューブと小さい水槽に2~3センチほどの小さなクマノミでした。
水槽は小さかったけれどクマノミ自体も小さかったので窮屈には感じませんでした。同時にナンヨウハギもいれていましたが、お互い穏やかな性格なので争う事もなく平和でした。
一度クマノミが二匹☆になってしまい、もう一度トライしたクマノミも同時に購入して水槽に入れましたがやっぱり争いはありませんでした。一番良かったのは同時に購入した事だったと思います。
ミスジリュウキュウスズメダイのイジメ
シマキンチャクフグを投入してもみんなで仲良く暮らしていました。その後水槽を30㎝から60㎝に引越しをしてミスジリュウキュウスズメダイを入れた所イジメが始まりました。
シマキンチャクフグは水槽から飛び出し、ナンヨウハギ、クマノミも突かれて体力もなくなり☆になってしまいました。早い時点でミスジリュウキュウスズメダイを隔離していれば良かったと反省しています。
気の強い魚を入れる時は本当に注意が必要なんだと思いました。
【別々に入れたクマノミがケンカ】イソギンチャク投入
その後、シライトイソギンチャクとナミクマノミを一匹入れていきました。
かなり大きいシライトイソギンチャクなので、お友達を入れて仲良く2匹でイソギンチャクに入ればと思い水槽にもう一匹投入したところ、先に入っていたクマノミのイジメが始まりました。
イソギンチャクに近ずくと威嚇してイソギンチャクに近ずく事も出来ずにいました。時間が解決してくれるだろうと思っていましたが、全く仲良くならず元気がなくなっている様にも見えてきたので
イジメられているクマノミの為にサンゴイソギンチャクを入れてあげた所、ようやく自分の隠れ場所が出来て気持ちよく入ってくれました。
お互いは今現在も仲良くスリ寄る事はありませんが、2匹とも元気にしています。
イジメられていたクマノミも居場所が出来てストレスは大分なくなったと思います。あのままイジメられていたら、きっとストレスで死んでしまっていたと思います。
海水魚デビューでクマノミから始める方は沢山いると思いますが、水槽に入れる時は同時購入でペアで入れる事でケンカをする確率は少ないと思います。
また他に入れてあげる魚も穏やかな魚を入れる事。ケンカが始まったら早めの隔離などの対応が必要。
最後に逃げ場所を作ってあげる事、水槽内にライブロックを多く入れてあげる事で隠れる場所を作ることも出来ますし、クマノミであればイソギンチャクが一番です。
イソギンチャクには毒がある為、耐性がない他の魚は近づきません。ただイソギンチャクは水質に敏感な為初心者の方では難しいといわれています。
設備を揃えてから入れる必要があるので、注意が必要です。
まとめ
- 同時に水槽に投入
- 穏やかな魚を入れてあげる
- 隔離する
- ライブロックを多めに入れて隠れ場所を作る
- 水質が安定してきたらイソギンチャクの投入
心配になるとは思いますが焦らず行っていきましょう。参考にしていただけたら嬉しいです。