クマノミから始めた海水魚飼育

念願の海水魚飼育、クマノミやサンゴの飼育で癒されていますが、始めてから色々な問題に苦闘しています、同じ問題で悩んでいる人の解決になるような事を書いていきつつ、水槽状況も紹介していきたいと思います。

サンゴの特徴と飼育のポイント

海にはカラフルなサンゴがたくさん生育しており、こういったものを水槽で飼育できれば、美しいものを間近でいつでも見ることができて素晴らしいことでしょう。

 

しかし、きれいな状態にサンゴを保つためには飼育方法に注意することが大切です。

サンゴはどのように飼育したらよいのでしょうか。

 

サンゴは、ソフトコーラルとハードコーラルに分けることができます。ソフトコーラルは骨格を持たないサンゴ、ハードコーラルは骨格を持つサンゴです。

 

好日性サンゴ、陰日性サンゴに分けることもできます。好日性サンゴは光合成に近い形でエネルギーを得るタイプです。

 

自らの骨格の中に褐虫藻という植物プランクトンを棲ませ、褐虫藻が光合成で作りだしたエネルギーを自らのエネルギーとして活用しています。

 

陰日性サンゴは光を要求せず、岩陰などに生育するサンゴで、自らミネラル成分やプランクトンなどを捕食します。

 

好日性サンゴは褐虫藻が光合成をできるように、太陽光に近い波長の照明を使用する必要があります。メタルハライドランプなどがありますが、メタルハライドランプは発熱量が多く、水温が上昇してしまうので、水温の管理に注意が必要です。

 

陰日性サンゴの場合はエサが必要です。植物性プランクトン、動物性プランクトンなど、サンゴ用のエサが販売されています。サンゴは自ら動くことができず、動いてエサを取りに行くことができないので、スポイトやピンセットを使用してエサを与えます。

 

ポリプを開かせて、その近くにエサを持っていき与えます。エサを与える際には、サーキュレーターやフィルターなどは一時的に止めておきます。エサを与えた後には、サーキュレーターやフィルターなどを稼働させて水流を起こします。

 

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サンゴを購入して届いて見たら、思っていたものよりも小さかったということがあるかもしれません。サンゴの中でもソフトコーラルのトサカ類、ウミアザミ類は、縮こまって小さくなっていることがありますが、環境になれればポリプを開いて大きくなってくれます。

 

ポリプが開いて大きくなることを考慮して、サンゴ同士が触れないように、レイアウトを考えながら配置をしましょう。

 

理想的な水温は24~26度です。発熱性のあるライトを使用すると水温が上昇するので温度管理に気をつけてください。温度が上がりすぎてしまうと、褐虫藻がサンゴから抜けてしまい、サンゴが光合成から作られるエネルギーを得られなくなってしまいます。

 

好日性ソフトコーラルは蛍光灯・LEDライトでの飼育が可能といわれています。

 

メタルハライドランプに比べて低価格でお求めやすいライトも多く販売されているので海水水槽をせっかく始めたのであれば挑戦してみるのもいいかもしれません。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

 

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