魚の入れすぎ注意
初心者の方で、海水の水質が急速に悪化する現象に見舞われた方は多いかと思います。水質が急速に悪化をする原因ですが、一つは、魚を不必要なまでに水槽の中で飼っていることです。
この魚も、あの魚も入れてみたいと小さい水槽に過密状態になりがちです。つまりは、水槽の中で飼える魚の量を超えて飼育している為、ろ過する機械が追い付いてない状態なのです。
この問題については、水槽を購入する際に、淡水魚であればこの程度、海水魚であればこの程度と書かれているはずですので、水槽購入時にどの程度魚を入れる事が出来るか確認することです。
ちなみに、ろ過する機械によっても入れられる数も変わってきます。
太陽の光に注意
次に多いのが日に当てていないかです。これは太陽の光を水槽内に当てた場合、苔が繁殖します。
水槽の後ろから光が当たらないように壁紙が売られているのは、苔が繁殖しないようにするための物で、苔が繁殖して水質を悪くしているのであればまず、太陽の光を遮ることです。
ちなみにですが、苔が生えること自体はあまり悪いことではなく、苔が生えることは水槽内に栄養が満たされていることの象徴でもあります。
問題となるのは、苔が生えすぎるくらい栄養が多いことが問題で、苔は水質が良くとも悪くとも生え原因は太陽の光で栄養を作るため太陽の光を出来るだけ遮る必要があるのです。
今では太陽光の代わりになるLEDがありましてそれらを使用することで太陽光よりかは弱い光でその他光合成が必要な生物類、イソギンチャクなどを飼育することが出来るので太陽の光は昔ほど必要ではなくなりました。
太陽の日が当たる場所での設置は絶対に避けましょう。
エサのやりすぎ注意
他に水質が急速に悪化する理由については、餌のやり過ぎが最も多い問題です。これは、初めて水槽に海水魚を飼って飼育している人に多く、私も経験済みです。
多くの方は多分砂利を引いている為、どの程度魚が餌を食べ残しているかを把握していないのです。その為、海水魚を専門としているショップの中には合えて砂利を敷いてない店があるのは餌の食べ残しによる水質が悪くなることを防いでいるのです。
それを家庭でも実践すれば餌の食べ残しによる水質汚染は防ぐことは可能です。なお砂利を引いた場合、水替え時に砂利をホースで吸い込んだりした際に大量に食べ残しの腐敗物が舞うことがあります。
この時初めて、ああ腐っていると分るのです。下に落ちてしまったエサは食べない魚も多くいるのでそのような魚を飼育している場合は、食べるのが間に合わない量を入れるのではなく少しずつ与えて下に落とさないように工夫するといいです。
また下に落ちてしまった食べ残しのエサを食べてくれる生体を入れると水質悪化を抑えることも出来ます。
メンテナンスをしないのは注意
どうしても魚の飼育に疲れてきたり面倒になると起こる問題として、ろ過器の清掃をサボることにより急速な水質悪化があります。
これは、何時も定期的に水槽の清掃を行っていった方が今回は大丈夫であろうと判断し、掃除をさぼった場合に起きる問題です。
これも私は経験済みで、貯まっている不純物の量が多くなりすぎた場合、フィルターではろ過されず排出されてしまい水質が急速に悪くなるのです。
多くは白く濁り始めるので、この時に水替えをしますが放っておくとさらに水質が悪くなるのでろ過器の清掃が必要です。
淡水魚から海水魚の飼育に挑戦した方であれば経験したことがあるかもしれませんが、淡水魚と比較してしまうとろ過器に掛かる負荷は海水魚のほうが大きいのですが、淡水魚と同じであると勝手に思うことでこうした問題が起きることもあります。
いずれにしろ海水が急速に悪化する原因はいくつか考えられんすが、始めたばかりの方はまず先ほどお伝えした所を確認してみるともしかしたら当てはまるかもしれません。