この失敗談は、私が海水魚を飼い始めた初心者の時に起きたお話である程度、水質を安定させることが出来サンゴとかイソギンチャクが安定してつぼみを出して生態系が維持できていた際に起きた失敗談です。
当時このキャメルシュリンプというのは、海水魚や熱帯魚の雑誌なんかで特集を組まれてまして、苔を食べることで生存することが出来比較的寿命が長い苔取り屋さんというような感じで紹介されていたのです。
この苔を取ってくれるという部分にひかれ、雑誌などから情報を読み取っていくと自分よりも大きな魚でかつエビを主食としてないような生物であれば一緒に買うことが出来ると記載があったので数匹を飼ったのです。
ちなみに、当時結構安かったので5匹程度飼って水槽に入れたところ、ある事件が起きたのです。
始まりは、何かイソギンチャクが減ってない?というかかじられてない?ということに気が付き、最初に疑ったのがクマノミです。
当時からクマノミはイソギンチャクが持つ独に耐性がありその耐性を生かしてイソギンチャクの周りのえさを食べるという習性があったうえで私自身、クマノミがイソギンチャクを掃除しているところを見てますので、クマノミが間違って食べたのかな?と思い通常より餌を多めに入れて対策をしました。
ですが、それでもなぜかイソギンチャクがかじられるという事件が起きており、何か変だと思いつつ、クマノミを別の水槽に入れたのです。ですが、それでもイソギンチャクは減っていき今度はサンゴまでかじられてしまったのです。
それらを見て、どう考えてもキャメルシュリンプが入ってくるまでは問題がなかったと思い、原因を探っていたら、どうやら、キャメルシュリンプというエビは、サンゴやイソギンチャクを試食としているが故食べてしまうという問題があるとのちに熱帯魚雑誌や海水魚専門誌で書かれていて、最終的にはそのキャメルシュリンプすべてを海水魚を購入しているお店に売却させてもらいました。
昔は、購入店で購入した魚を売却することが出来、現在でもこうしたお店は存在しています。もちろん購入価格よりも劣る値段で売却となりますが、潰れていく生態系を眺めるよりかは安心感がありますし、他の魚を疑わないでもよくなるということで元の状態の海水水槽に戻せるということで決断をしたのです。
ちなみにですが、この後にも私はエビで失敗をしてますがそれについては省きます。今回のケースでのやらかしは、圧倒的な情報不足が原因でした。そのうえで私の悪い癖である流行に乗るということを初心者で実践しておりそれで失敗をしていることです。
この失敗については海水魚だけではなく、淡水魚でもありまして、淡水魚の場合水草をプレコというナマズに食べられてしまったことがあります。これも苔取りを簡単にしようとした結果水草が食べられ殺風景になったということです。
そのうえで、今回のケースにおける教訓は、楽をしようとしてはならないという事を初心者の際に学んだのですが、これ以降も私自身、海水魚を飼育するうえで失敗をしてますので、いかに海水魚の飼育が難しいかは火を見るよりも明らかです。
もちろん淡水魚が簡単であると言っているのではなく、淡水魚も難しいのですが、海水魚っていまだよくわからない生態があるが故難しく、現在でこそネットで即座に情報が出ますがその情報もあまり正しいと言えず、試行錯誤を繰り返すことで現在に至りますが、いまだ失敗はします。
大きな失敗や小さい失敗もありますが今回のキャメルシュリンプについては、どうやら海水魚を専門としているお店でも難しいらしく、結構知らぬ間にサンゴとかイソギンチャクがかじられていることがあるらしく、プロでも失敗するんだから仕方ないと言えば仕方ないのかもしれないです。