海水水槽での失敗談ですが、オトメハゼらによる海水水槽悪化という経験なのですが、ハゼ系の仲間を海水水槽で飼育していた際、その他の魚と混泳させていた際に起きたことになります。
水槽の上の方には泳いでいる魚はいるので、水槽の底の方で生活し、砂の中に隠れ住むタイプの魚を飼育したいと思い飼育することにしました。
水槽の中にはオトメハゼおよび、その他のハゼ5匹程飼育していた際おきました。何が起きたかというと、まずサンゴがだんだんとよれてきたというか元気がなくなり、次に起きたことが、数体のクマノミが死亡するという事件です。
後、ハコフグも亡くなってしまいおかしいなと思い水質を調べるとものすごく水質が悪化していました。その原因を調べている過程でオトメハゼが原因であると特定できたのです。
そこで私は上部フィルター方式から下部フィルター方式へと変更したのですがこれも失敗でした。
下部フィルター方式
この下部フィルター方式の利点は、水質改善を図る場合、水槽の下に敷き詰めている砂の中の汚れをきれいにすることが出来砂を通すことなくフィルターに汚れを付着させることが出来るという利点です。
反面デメリットは砂の中に隠れるタイプの魚が稀にフィルターに吸い込まれるという問題があり、そのままフィルターノズルに引っかかり死亡するケースがあります。
私の場合、残念ながらそのような結果となり下部フィルターにした際、数匹のハゼたちが亡くなりました。そこで生きているオトメハゼを別の水槽に入れるという選択をしました。
この選択は正しかったのですが、それと同時にある問題が生じました。今度はエサを食べなくなったのです。別の水槽に分けたオトメハゼたちは環境が変わったことでえさを食べなくなったのです。
そもそもオトメハゼ自体に専用のエサを与えていませんでした。言い方が悪いのですが他の魚が食べるエサの食べ残しみたいなものをあさっていたこともありましたので、ひょっとしたらオトメハゼたちは食べることが出来るエサがないと認識したのかもしれないです。
そうこうしているうちにオトメハゼたちは痩せてしまい最終的には全部死亡という形で終わりました。それが私のオトメハゼの下部フィルターでの大きな失敗になります。
オトメハゼ飼育の注意点
オトメハゼは病気にもなりやすいです、底砂を常にいじるので底砂の汚れがひどすぎる場合ハゼ自体も病気になりやすいですが、水槽内を泳いでいる他の魚も病気になりやすくなります。
殺菌灯の使用やこまめな水替えで病気にならないように気を付けていきましょう。
また底砂をいじる際底砂は舞うので、底の方に置きたいサンゴにも注意しましょう。サンゴの上に底砂がかかりストレスを与えてしまい体力を奪い最悪死んでしまう事もありますので注意しましょう。