クマノミから始めた海水魚飼育

念願の海水魚飼育、クマノミやサンゴの飼育で癒されていますが、始めてから色々な問題に苦闘しています、同じ問題で悩んでいる人の解決になるような事を書いていきつつ、水槽状況も紹介していきたいと思います。

【ナンヨウハギ白点病】薬浴とひたすら水換え

環境の変化によるストレス

 
ナンヨウハギは初めて水槽を立ち上げた30センチ水槽の時に入れて飼育していました。60センチ水槽に移した後もエサをとにかく良く食べて物凄いスピードで成長していました。
 
1度だけ白点病にかかった事がありました。底砂のコケの発生がひどい時期がありアラゴナイト底砂を追加で投入した際にストレスを与えてしまったのが原因だと思います。その時は底砂の中の汚れも舞ってしまったのも良くなかったと思います。

 

ナンヨウハギは白点病にかかりやすいと飼育する前からしっていましたので体に白い点が何ヶ所もあるのを見て一目でこれが白点病なんだとすぐに分かりました。
 
ですが白点病は知っていても対処の仕方を知らず、どのようにすれば良いのかも分からず何日かその状態にしてしまいました。

薬浴を教えて頂きましたが水槽内から捕まえるのが大変

 
体が痒そうで、凄い勢いでライブロックに体をぶつけて擦りつけているので心配しました。どうすればいいか相談した所こちらの商品での薬浴での対策を紹介されました。
 

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薬浴、淡水浴では魚も体力を使うので慎重にやりました。本当であれば一回ではなく何回か繰り返すといいとも教えて頂きました。
 
いざ薬浴しようと思ったのですが、水槽から取り出すだけで苦労したのを覚えています。ライブロックなどの影に隠れたり、逃げ回るを繰り返し、こちらが疲れて嫌になるほどでした。
 
ナンヨウハギもかなりの長時間逃げ回りビックリしたし疲れてかなりのストレスを与えてしまったと思います。
 

2分の淡水薬浴・注意点

 
ようやく捕まえて淡水浴、薬浴を行いました。海水魚を淡水に入れてしまうと死んでしまわないか心配でしたが、問題ない治療法と聞きましたので安心して行いました。
 
ナンヨウハギの体の表面に白点が付着している時が治療のタイミングとしてはいいので付着している時に行いました。
 
まず水にプロテクトXを入れていきましたがこちらはカルキ抜き入りの粘膜保護材になります、次にエルバージュエースを少量入れてよくかき混ぜて完成です。(黄色い水になります)
 
捕まえたナンヨウハギを2分間、先ほど作った黄色い水の中に淡水薬浴して2分位入れます。2分経ったら水槽の海水を少量ずつ入れて、捨ててを繰り返して水槽内の海水に近づけていきました。
 
表面に付着している白点が離れればいいのですが、離れない場合は優しく手で撫でて白点を取ってあげましょう。
 
また水槽に戻す際プロテインスキマーが設置されている方はとくに、薬を溶かした海水はなるべく水槽に入れない様に気を付けましょう。
 
私は魚と一緒に少量水槽に薬浴した海水を入れてしまいプロテインスキマーが泡だらけで大変な事になりました。ほんとに少量なのに凄い泡です。
 
 

白点の特徴

 
白点(ウオノカイセンチュウ)は幼虫の時に魚に付着し、成虫になると魚から離れたりを繰り返し水槽内でどんどん増えてい状況になります。
 
1匹いればどんどん増えていくと、ほっておくと他の魚にも影響が出るかもしれないとビクビクしていました。
 
また白点は熱に弱いとも言われていて、28度から30度位がいいといわれていますがサンゴやイソギンチャクなど温度に敏感な生体がいると中々そうはいきません。
 
自然治療は難しいとも言われているのでもうダメかもと初心者の私は諦めはじめていました。
 
ようやく捕まえて薬浴をして水槽に戻しましたが、しばらくするとナンヨウハギにまた白点が付いていました。
 
とにかく水槽内から捕まえるのが大変だし、もう捕まえる作業は嫌だったので薬浴はやめて1週間と3・4日位、毎日水替え作業をしました。
 
その際はナンヨウハギの表面に白点が付いていなく離れて水槽内にいる状態の時に行い、特に底砂の中の汚れを意識して水替え作業を毎日行いました。
 
毎日行う水換えは60センチ水槽で、1回10リットルほどで作業していました。とにかく繰り返してるうちにナンヨウハギに白点が付く事もなくなり、元気に回復してくれました。
 
白点病を経験したのは一度ですがとにかく水替えが効果があったのではないかと感じています。もちろん薬浴も効果があったと思いますが捕まえる作業手こずるかと思いますが頑張ってみてください。