海水水槽を始めると必ずコケに悩まされる時がきます、そのコケが早く無くなればいいのですが長期間悩まされる事もあり水槽の景観を損ねるし、とてもストレスになります。
コケの悩みには長期間悩まされたこともありますが薬品などではなく生物兵器、生体でコケ対策をずっとしてきました。優秀な生体を水槽に入れてあげるだけでコケの悩みを解消してくれる事もあるので、是非参考にしてみてください。
ガラス面のコケ対策 1位・2位
ガラス面は基本的に茶色いコケが発生する事が多いいと思います。その場合はガラス面に張り付いて食べてくれる生体を入れてあげます。
1位 シッタカ貝
シッタカ貝がとても優秀です
ライブロックのコケも食べてくれますが基本的にはガラス面です。立ち上げ当初から入っていますがガラス面のコケ取りと言ったら定番はシッタカ貝で、ガラス面でのコケ対策では一番に感じています。
ガラス面の茶コケを食べてくれますが食べた後が足跡の様に残ります。口は小さいのでまんべんなくキレイに食べてくれる訳ではございませんがコケ取り能力は抜群です。
ガラス面のコケ取り生物はどの生体も、まんべんなくピカピカにしてくれる訳ではないので必ずスクレーパーやスポンジでの掃除は必要になります。
2位 ハナビラタカラガイ
こちらの貝はとにかく見た目がキレイな貝です。活動して動き回っている時は少し見た目は変わります。
シッタカ貝よりライブロックに登ってコケを取ってくれている印象はありましたが、ガラス面もコケ取り作業してくれます。
コケ取りスピードはシッタカ貝より遅いので数を入れての対策がいいと思います。見た目がとてもキレイなので見た目重視の方はこちらがおススメです。
ライブロックのコケ取り 1位 2位
1位 エメラルドグリーンクラブ
こちらのエメラルドグリーンクラブは私の中ではダントツの1位です。食べてくれるコケの種類も多くもの凄い勢いで食べてくれるので、入れた次の日には変化に気付くのではないでしょうか。
ライブロックの量にもよりますが、あまり数を入れすぎると食べるコケが無くなり貝の捕食や餓死に繋がるのでまず一匹入れて様子を見ての追加がいいと思います。一匹でも十分すぎるほどの効果です。
ライブロックのコケ取りには優秀ですが、刃先でコケを取る際ライブロックの石灰藻を削ってしまう事もあるので頭に入れておきましょう。好んで石灰藻を食べている訳ではありません。
2位 カンギクガイ
1位のエメラルドグリーンクラブとは大きな差はありますが、こちらも優秀なコケ取り生体です。ライブロックのフワフワなコケ取りに加え、ガラス面、底砂の残りエサと活動範囲が幅広いです。
底砂のコケ取り 1位
1位 マガキ貝
こちらは定番中の定番になりますがマガキ貝がダントツ1位です。底砂のコケには立ち上げ後一番最初に悩まされて一番最初に入れたのがマガキ貝でした。
底砂が茶コケに覆われてマガキ貝を投入後の次の日、マガキ貝が通った道が分かるほど底砂をキレイにしてくれます。
茶コケの繁殖スピードも早いので、大きい水槽であれば複数の対策やS・M・Lとサイズが選べれば大きめのサイズでもいいと思います。
こちらのマガキ貝は見た目はキレイではありませんが、活動している時の姿はとても面白いので見ていて飽きません。また口や目が伸びている姿はカワイイので景観は損ねません。
まとめ
必ず水槽を管理しているとコケに悩まされる時が来るとは思います。生物兵器だけで解決になる事もありますが。水質が不安定だとそれだけでは解決に至らない事もあります。
水質検査に問題がなければ薬品ではなく、まずコケ取り生体での対策がいいかと思います。水槽内も華やかになっていいのですよ。参考にしていただけたら嬉しいです。